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2007/02/18

すべては人間の為せる業 - ドクター・フー #023 地獄への扉

ドクター・フー 第23話「地獄への扉」.ターディスねぇ...まぁ,仕方ないか.今回はネタばれありです.

前回からの続き.子供たちは恐がってました.ウードがぞろぞろと押し寄せてくるシーンは映画「ゾンビ」を観たときのような感じがあり,小学生の子供たちにとっては同じ感覚だったのかもしれません.

地下のドクターとアイダのアクシデントは順当でもあり意外でもあり.ケーブルが切れるというのは予想外で,電力不足だの何だので上に登れない状況になると思っていました.確かに「闇」が出て行った後の穴を探索するには何か綱のようなものが必要なので,ケーブルが切れて落ちてくるというのはなかなかうまいアイディアでした.このあたりの話,ホームページの予告でネタばれしてるんですよね.だからオレは NHK の予告ページを番組を観終わるまで見てないのです.ところで「ケーブル」という言葉のイントネーションは何かおかしくありませんでしたか.みんな一様に「ケ」にアクセントを置いて発音していたのですが...

一方,地上の方は隊長となったザック(だっけ?)が一人コントロールルームに残り,保安のジェファーソン,考古学者のトビー,風紀のダニー,そしてローズがエレベータ基地のセクションで騒いでいる.電力が低下して照明が落ちたとたん,みんなが一斉に話し始めたのは笑えました.でも現実でもあんな感じになるのかもしれませんね.ドクターがみんなを落ち着かせようとして「闇」の目的を話し始めます.恐怖を糧にして生きる存在という辺りはよくあるパターンでちょっと残念.モニターにちょっとだけ映った「闇」=「ビースト」の顔はうちの子供たちを恐怖のどん底に.なんか知らんけどこのワンカットだけで「恐い~!」と騒いでいました.

ローズたちはメンテナンス用のコンジットで逃げるわけですが,スタートレックなどでもおなじみのシーン.あんなに狭い通路を逃げるというのは閉所恐怖症のオレは想像するだけで失神しそうです(笑) 機械用なので酸素を各区画に送りながら,というシチュエーションはドキドキ感があってよかったですね.追いかけてくるウードの速さといったら,速いこと速いこと.ジェファーソンの殉死は,自分の身に置き換えたとしたらと考えたのですが,どちらを選ぶかわかりませんでした.やっぱり,空気を抜いてもらうほうを選ぶのかなぁ...最後の最後まで逃げるチャンスを狙うかもしれないし...

ドクターがなぜ穴に落ちて助かったのか,何かいろいろと説明していたように思うのですが,結局よくわかりませんでした.なぜ墜落したのに宇宙服のヘルメットの前面が壊れただけで済んだのか(それはドクターが人間とは違うエイリアンだから?),なぜ呼吸できる空気があったのか...

ビーストの体.でかい.精神は脱出しているので抜け殻なわけですが.ここでのドクターの独白は意味不明.さっぱりわかりませんでした.ビーストを閉じ込めた者たちは,誰かがそこにやってくることを知っていたということでしょうか.だったらなんでそもそもブラックホールに落とさずにこの小惑星に閉じ込めることで終わりにしてしまったのでしょうか.理屈がわかりません.

とにかく一番がっかりしたのは,なぜかターディスがそこにあったこと.前回の感想文で予想したというか,それだけはやめて,と思っていたのが,地下で偶然ターディスを見つけること.悪い意味で予想通りになってしまいました.これはちょっと安直だよねぇ.子供たちもそうだと思ったよ,というぐらいですから.予定調和の話は嫌いではないけれど,もう少し何か納得できる説明が欲しいところでした.視聴者をもっとうまくだましてください.

いずれにせよ大団円.ビーストは小惑星ごとブラックホールに落ち,残りのメンバーはターディスのトラクタービーム(笑)に引っ張られて助かると.一番災難だったのはビーストの精神に乗り移られてローズに殺されてしまったトビーではないかと思います.それにしてもターディスはブラックホールの引力圏からも簡単に脱出できるのですね.もう,何でもアリだ.恐いものなし.ま,いいか.楽しかったから.

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コメント

お子さん達、ウードとビーストが怖かったのですね。
やっぱり大人と子供では感性が随分、違うのだなあと思いました。
かえって“のっぺらぼう”のほうが怖かった私は、今回のウードは奴隷ということで可哀想という思いが恐怖を感じなかったし、ビーストは中身がトビーに乗り移っていたことで怖くなかったのですよね。

>なぜかターディスがそこにあったこと
これは納得できる説明がないのは不満でしたが、悪魔はどちらにしても助からないようにしたブラックホールと惑星の関係についてが上手いなあと思ったことで不満は少し解消されました。

>ターディスはブラックホールの引力圏からも簡単に脱出できる
タイムロードのドクターが「重力とかブラックホールは僕らが発明したようなもの」言っていたので脱出は簡単だったのかなと考えました。

投稿: モリー | 2007/02/18 22:24

モリーさん,返事が遅くなってしまいました.ごめんなさい.
ターディスがあそこにあった件は,まぁ,仕方ないかなという気もしています.
確かに「重力は僕らが発明したようなもの」と言っていましたよね.これまたとんでもないことをサラっと言ってのけて.ドクターの種族ってどういう種族だったんでしょうか.気になるけど,ドクターが最後の一人なんですよね.

あの悪魔は英語では SATAN だったのでしょうか.

投稿: いかちょー | 2007/02/21 22:54

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» Doctor Who #23 "The Satan Pit" (地獄への扉) [Babylon5以外のメモ by X^2]
 前回からの続きのエピソードとなる今回の展開そのものは、ローズが言った通り、ドクターも彼女自身もここで死ぬはずがないし、ターディスが失われる訳もないですから、ほぼ予定調和の範囲内でした。NHK BS2  地下18kmの洞窟遺跡の底にあった蓋は、「地獄の蓋」というよりは悪魔を閉じ込めていた牢獄の入り口でした。あの壷と巨大な赤鬼の姿の悪魔を観て、その正体はてっきり「アラジンと魔法のランプ」、あるいは「海の底に沈められた壷に閉じ込められていたジン」のように、条件によっては手なづけられるものなの...... [続きを読む]

受信: 2007/02/18 11:17

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